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- 簡単なファンダメンタルズ分析
- 株式資本とは
会社の総資産です。
こいつがマイナスになると債務超過となり企業の存続が危機になります。
そうなっている会社、なりそうな会社は買わないほうが賢明です。
- 営業利益、経常利益、最終利益とは
営業利益とは本業の稼ぎ、経常利益はその本業の稼ぎに金融収支(株の配当金や利息収入、借金の利払い等)を加味したものです。
最終利益は経常利益から税負担を引いたもので通常経常利益の6掛けなんですが
特別損益といって株の売却益や土地の評価損等で大幅に変わることがあるんですよ。経常利益6掛けを目安としておいてください。
- PER(株価収益率)とは
株価 / 一株あたりの最終利益で求められるもので、業績から株価が割安か割高か判断するものです。
たとえば株価が1,000円、一株あたりの最終利益が100円だと
1,000 / 100 = 10、PERは10倍ということになります。
このPERが低ければ低いほど割安、高ければ高いほど割高ということになります。
10倍を割っていたら成長が見込まれていない会社30倍、40バイト高ければ高成長が期待されている、人気のある会社となります。
成長しそうにない高い会社は近づかない方が賢明です。
また、PERの高い会社は、期待はずれに終わったときの下げが大きいので来期の予想を見ておく必要があります。
- PBR(株価純資産倍率)とは
株価 / 一株あたりの株主資本で求められるもので、財務状況から株価が割安か割高か判断するものです。
例えば株価が200円一株当たりの株主資本が100円だと
200 / 100 = 2 PBRは2倍ということになります。
このPBRが低ければ低いほど割安、高ければ高いほど割高
一般に企業の解散価値といわれるPBR1倍を割っていたらかなり割安な会社ということになります。
これもPERと同じように成長しそうにないのに高い会社は近づかない方が賢明です。
またPBRの高い会社は期待はずれに終わったときの下げが大きいので、低い会社を買ったほうが手堅いです。
- 配当利回りとは
一株当たりの配当 / 株価×100で求められるもので、年に1回、もしくは2回に分けてもらえる配当の利回りです。
例えば株価が1000円、一株当たりの配当が10円だと
10 / 1,000×100 = 1 配当利回りは1%ということになります。
配当利回りの高い会社は「ディフェンシブ銘柄」と呼ばれ、相場全体が下げているときも下落しにくい傾向があります。また、リスクもありますが定期預金より利息がいいところも結構あります。
- Yk式妥当なPERの目安
予想修正PER |
営業利益 |
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10倍 |
横ばい |
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20倍 |
1割以上の成長継続 |
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30倍 |
1.5倍以上の成長継続 |
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50倍 |
2倍以上の成長継続 |
PBRや配当利回り等との兼ね合いもありますし、まあ一つの目安として使っていただけたら嬉しいです!
なにかしら目安がある方がマネーゲームにのめりこむ心配がないかと!
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